ソロキューの光

 

  Advent Calenderという企画について、おろぽんさんという人とぽちさんという人が何かわーわー言ってるなぁ、なんか楽しそうだね、と思っておって、しかしそういう祭みたいな、賑やかなのが苦手なので他人事を決め込んでいたのですが、ちょっと覗いてみたら閑古鳥がフルハーモニー管弦楽団を結成していて、具体的に言うとぽちさんとおろぽんさんしかいない、みたいなグラウンド・ゼロで、もうおれが行くしかない、と覚悟を決めました。

 

  するとなんなんですか。知らん間に面白そうな人達がカレンダーを埋めておって、全部埋まりましたとかアナウンスしている。ちょっとちょっと、話が違うくないですか? 祭みたいになってるじゃないですか。

 

  これはだらだら書いてるだけじゃあかんな、何かちょっと遊びを入れよう、と思い、記事を書くにあたり、twitterで単語を募集し、集まった単語を用いて記事を書くことにしました。

 

以下が集まった単語です。

 

──

  1. ゴルバチョフ書記長
  2. megmig
  3. No.1
  4. かあいい
  5. 闘争本能
  6. 殺意の波動に目覚めた
  7. なすふらい
  8. ギャルピース
  9. うさぎ
  10. 黒乳首
  11. バックトゥーザフューチャー
  12. 三回忌
  13. あだーじおさん
  14. かわいい
  15. えっちしたい
  16. 日本カバディ協会
  17. 製麺機
  18. おのれ
  19. サイレンス
  20. toooooooonta
  21. パティンソン
  22. ふみとなーつ
  23. vainglory引退します

──

 

  とのことです。うーん容赦ないですねぇ。

  以上の単語をそのまま使って記事を書きます。ただし、人名については、人名としてではなく、全く別の意味として使うこととします。

 

  前置きが長くなりましたが、そろそろ記事にいこうと思います。

  テーマは『ソロキュー』です。

 

──

 

  『ソロキューの闇』という単語をしばしば見掛けることがあって、これには

 

  1. トローラーと遭遇した
  2. 自分より遥かに階層の低い人とマッチングした
  3. 乱暴なpingで煽られた

 

などの様々な怨嗟が込められています。

 

  今となっては僕も様々な人達とパーティを組んで遊んでいますが、vaingloryを始めて4ヶ月くらいは、twitterなどという高度なIT技術を駆使するなんて発想がなかったので、ずっとソロキューをしていました。

 

  なので『ソロキューの闇』という言葉に渦巻く呪詛に触れると、胸の辺りに高鳴ってくるものがあり、殺意の波動に目覚めたkusuri、あるいは三回忌みたいな顔になって、心がサイレンス、涙を流しながら「vainglory引退します」と知らぬまに呟いている、みたいなことになります。

 

  しかしながら。ソロキューでも、いやむしろ、ソロキューだからこそ得られる感動というものもあります。それはまるで闇夜に浮かぶ星々のように、小さいながらもたくさんあるのです。

 

1. 色んな人と出逢える

   いつも決まったメンツ、チームの人やギルドの人、twitterで仲良くお話している人達と遊ぶというのはとても楽しいものです。チームワークも向上するでしょう。よく分からないまま乱暴なpingで叱責され煽られ「toooooooonta」と言葉にならぬ奇声をあげるハメになることもほとんどありません。

 

  しかし裏を返せば、全く新しい出逢いの機会というのは少なくなりがちです。ソロキューをせずとも、同じギルドの人やtwitterにおける知り合いの知り合いと出逢う機会はあり、それはそれで素晴らしいことですが、違うクラスタの人や他国の人と出逢う機会というのはソロキューにあることが多いように思います。

 

  かくいう僕はソロキューで韓国の方と勝利の喜びを分かち合い、

「I love samgyeopsal」

「I love sushi」

と交流を深めることができ「もうこいつとえっちしたい」とまで思ってしまうような、嬉しい出逢いがありました。

 

2.どんな人がやっているのか分からない

  これは一見して「だから闇なんだろうが!」とお思いの方もいらっしゃることだろうと存じますが、ノンノン、ちょっとイマジンしてみて下さい。味方2人が『新垣結衣似』と『多部未華子似』のかわいい、もしくはかあいい女性だったら? もしくは生田斗真きゅん似とか福士蒼汰きゅん似みたいな、No.1な男性だったら? 最高でしょうが。ハーレムでしょうが。

 

  強いてこのイマジンという光にデメリットを見出すとすれば、バッドトリップしてしまった場合『型番まで暗記している製麺機マニアのゴルバチョフ書記長似』や『黒乳首を出しながらヤバいpingを鳴らしまくる日本カバディ協会の会長』みたいな人をイマジンしてしまうパティンソンがあることです。

  そうならない為にも、普段から読書などをしてイマジン力を高めておくことを強くお薦めします。

 

3.一体感

  これも一見して「それこそフルパで感じられるものだろ!」と憤激されておられる方もいらっしゃると存じますが、hey bro. 感じて欲しい。見ず知らずの人と、それもpingやエモーションといった限られた手段でしか意思疎通できない人と感じた一体感を。

  場合によっては味方にまで闘争本能を剥き出しにするようなソロキューという修羅の世界において得られる至福の感覚。

  この感覚に包まれたときは試合後ソッコーでLINE IDを聞き出してギャルピースした自撮り写メを送りつけたり、住所を詰問してなすふらいや『ふみとなーつ』という僕オリジナルの蜂蜜とナッツを使ったスイーツなどの手料理を送りつけたくなるほどの喜びがあります。

 

・最後に

  いくつかソロキューにおける喜びを書いてきましたが、いつだって喜ばしいことがある訳ではありません。闇夜に浮かぶ星々の見えない、「おのれ」と負の感情で空が曇る日もあります。そういう日を乗り越える為の心得6箇条をご紹介します。

 

  • めげない
  • 偉そうにしない
  • 頑張る
  • 無理をしない
  • イイことを思い出す
  • ゲームであることを意識する

 

  深く落ち込んでしまえばせっかくのゲームを楽しめません。偉そうにしていては誰とも楽しく遊ぶ機会が失われます。認めて貰えるよう頑張ってプレイしましょう。とはいえ無理はいけません。闇に触れたなら光を思い出しましょう。そして何より、これはゲームなのです。勝つことが目標ですが、楽しくなければ意味がありません。

  僕はこの6つの心の頭文字を取り『megmigの心得』と呼んでいます。

 

  バックトゥーザフューチャー。過去に闇に触れた人も、上記の光や心得を踏まえた上、今一度むかしのことを思い出して、新しいソロキューを歩んで頂ければ幸甚です。

 

 ・マジでそろそろお腹空いてきたから最後

  さてさて、ソロキューソロキュー言って参りましたが、誰かと遊ぶのももちろん楽しいです。寂しいと死んでしまううさぎの心みたいな日もあるので、なかなか予定を合わせて遊ぶのは難しいですが、また誰か誘って下さい。僕はあだーじおさんを使うのが大好きです。あとフィンとかアーダンとか。

 

  明日はきうきうっていう日本vaingloryのコミュニティマネージャーとかいうなんか凄そうな人の記事らしいですよ。可愛い名前だね。

またね。